早稲田大学 政治経済学部 日本経済思想史 １０/４ ㈭
すみません。授業を欠席していたため、講義スライドのみとなります。
徳川の平和
②分業＝相互依存的社会構造
⑴身分：政治行政・農業・工業・商業
⑵地域
町方（士工商）と村方（農）
大坂と地方
「経済」という言葉
①「経世済民」「経世」「経済」
②政治という意味
③「理財」：経済という意味
④「経済」が経済に変わる １９ｃ
近世前期形成論の成立
①大坂夏の陣（１６１５）～
⑴戦争をしない武士
⑵武士の再定義
②武家の窮乏化 １７ｃ後期～
経済economyの問題化
③統治（儒教＝修己治人）への関心
近世前期経世家
①山鹿素行（１６２２－８５）
『山鹿語類』『聖教要録』
②熊沢蕃山（１６１９ー９１）
『集義和書』『大学或問』
③荻生徂徠（１６６６－１７２８）
『弁道』『弁名』『政談』
朱子学的道徳・政治論
①修己治人の道徳＝政治思想
②人の当為＝道徳的修養
道徳的完成者＝「聖人」 万人に可能性
③道徳の序列＝社会の序列
④有徳者（＝「聖人」）君主説
⑤徳治主義
為政者の徳化と人民の帰服
⑥易姓革命説
王朝交代の必然性・必要性
⑦王人相関
自然の造化への翼賛
徳川体制と儒教
①徳川政権：軍事政権≠徳治
②政権の正統性：武威≠徳性
③軍事的実力主義・現実主義
④譜代の重用：１６１５年の固定化
⑤一系性の重視≠王朝交代
①山鹿流兵学の祖
ex．赤穂浪士吉良邸討ち入り
山鹿流陣太鼓〔創作〕
②戦争のない時代の兵学とは？
儒教的宇宙観
①「天地ノ間」≠他界
②「二気ノ妙合」
気（陰陽・木火土金水）による万物の生成＝実在
③「人」は万物の最高峰
人間観：真っ当な人間とは？
①世の中に役立つ：「職分」
②世俗内的倫理観
③「農工商」成立の必然性
④平和な時代の武士の「職分」とは？
武士の「職分」
①人間関係の本源性・道徳性
②自己の道徳的陶冶（修己）
③「天下」における道徳的秩序の実現（治人）
